受変電設備の保守点検 MAINTENANCE OF ELECTRICAL SUBSTATION
受変電設備の保守点検について
電力会社から受電設備へ供給される電気は、7000Vを超える特別高圧と600V(交流)を超え7000V以下の高圧の2種類あり、これらの電気を構内で使用する電圧まで降圧する設備を「受変電設備」と言います。受変電設備は電気事業法により保安管理の義務があり、策定した保安規定に則って保守点検を行います。
対応場所
- 工場
- ビル
- 公共施設
- 太陽光発電所
- 風力発電所
作業内容(外観点検/各部清掃/締付点検/絶縁抵抗/操作試験)
受変電設備の保守点検では変圧器、配電盤、監視装置の外観点検・清掃・VCB点検・清掃、保護リレー試験・絶縁抵抗測定、接地抵抗測定 を行います。
1.保護リレー試験
試験器を使用し、電圧要素・電流要素・時間要素等の測定を行います。
2.VCB機構部点検
動作機構部の点検、可動部の注油、寸法管理された部分の寸法測定等を行います。
3.VCB操作試験
試験器を使用し、VCBの「入⇒切」動作状況を確認します。
4.絶縁抵抗試験
電路の健全性確認をします。
電圧、回路にあった試験電圧で絶縁抵抗測定を行います。
5.機器操作試験
点検・清掃後に行います。
電気的に動作出来る機器の操作試験を行います。